Björk Digital ―音楽のVR・18日間の実験 行ってきました。
ここ行ってきました。
目的はPVに使用されるVRを体験しに行くためです。
チケットは前売制でチケットぴあにて2500円、後当日券もありますが中々とるのが難しそうです。公式ツイッターにて情報がつぶやかれているのでご参考にしてください。
場所はゆりかもめのテレコムセンターから歩いて5分の日本科学未来研究館。
6月29日から7月18日まで開催されています。
展示もいくつかありますが、メインはVRを利用した体験型PVのようです。
予約制なのでいつでも入れるわけではないのでご注意ください。
入場
時間15分前になると係員の人の案内が始まります。コンテンツの内容から女性やカップルが多かったです。人数的20人くらいでしょうか。予約制なので極端に混雑しているということは当たり前ですがありませんでした。
ここで係員の人がヘッドセットの装着の説明をしてくれたのですが、その手にあったのはGear VR・・・。
そうかGear VRなのか・・・
軽い失望をしつつ、HMDが用意してある部屋に案内されました。そこには人数分のヘッドセットと丸椅子がセットで20近く用意してある薄暗い部屋が。
全然問題ないのですが、おそらくはたから見るとだいぶ怪しげな集団に見えるんだろうなぁ・・・
一コンテンツは大体10分程度で、終了すると別の部屋に案内される仕組みなっていました。
VR
さて注目のコンテンツですが公式サイトにも情報がありますがVRコンテンツとしては3つ
Stonemilker VR
一般的なMusic PV。自分の周りをビョークが歌いながら分身したりします。(貧弱な語彙)当然ビョークを追って装着者も丸椅子に座りながらぐるぐる回ります。シュール。
機種はGearVR.上の画像は公式サイトで紹介されていた画像なのですが、視点的に立っている自分の周りをビョーク回っているという感じは感じられず、360度カメラで撮られた一般的な動画を見ているという感覚が強かったです。意図したものなのかわかりませんでしたが、特に映像的に凝っているというものではありませんでした。ただ360度カメラの真ん中に自分がいるという想定の画像なのでビョークが分裂したりするとどっち向いていいのかわからなくなったり、随所にVR独特の楽しみ方がありました。
VRでのミュージックビデオのデファクトスタンダートとなりそうな堅実なPVというのが率直な感想です。
Mouthmantra VR
電子ドラッグ。他に表現の仕方が思い当たりませんでした。
ビョークの咥内の映像らしいです。っぱねぇ。機種はこれもGears VR
Not Get VR
これが一番良かった。これHTC Vive with ルームスケールVRにて体験することができます。
ルームスケールVRとは簡単に言うとVR内で自分の動作をトラッキングできる仕組みの事です。画像の幻想的なビョークを360度、近づいたり遠ざかったりしながら鑑賞することができます。すごい。
体験してみて
HTC viveのルームスケールVRを使って鑑賞できたのはとてもよかったです。
他にルームスケールVRを使ったアトラクションとしては
がお台場にあります。興味ありましたら是非行ってみるとよいと思います。
拘束時間は45分との話でしたが(15分 × 3)実際は30分程度でした。
個人的に期待しいた事
リラクゼーションや鑑賞目的でVRに適合したPVというのはVRのメインのコンテンツの一つになると思っています。
その中で世界的にも有名なビョークが食いついたことは非常に大きい意味があるのかなと個人的に思っています。
どんどんこういうコンテンツが増えればいいなぁと期待しているのですが、思った以上にGear VRをこういった体験型施設で見かけることが多いです。
メインはスマホなので導入が比較的楽なのと開発参入が他のプラットフォームにくらべて楽なのが理由なのかなぁ・・・?
こういったVR with スマホの形式は値段の面もあり、個人ユーザーはこちらを選択する人が多くなりそうな。
個人用でこういったスマホを利用する形式のHMDが、店舗型などはViveやOculusのようなしっかりとした設備でアトラクションが体験できる。こういった別れ方になるのかなぁとちょっと想像してみたりしています。
ともあれ今後もこういったVRのアトラクションがあれば行ってみようと思っています。