読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

エクス・マキナ 2016 感想

Amazon primeいいですよね。年会費3900円で

etc,etc 月額からすると325円とは思えないほどハイクオリティ。 中でもAmazon primeは他の月額見放題のストリーミングサービスと比較しても遜色が無いほどラインナップが充実しています。

その中で前々から気になっていたタイトルがあります

exmachina-movie.jp

そもそも(デウス)エクスマキナとは一般的には演出技法のひとつらしく「機械仕掛けから出てくる神」という意味らしいです。 所謂「どんでん返し」、「チートキャラ」、「夢落ち」などに代表される物語の強引な物語の収束演出の一つらしいです。 なんという厨二乙。素晴らしい。

詳しくは

デウス・エクス・マキナ - Wikipedia

ここら辺を

ただ今回はこういった演出や細かい話ではなく「機械仕掛けの神」 = 「AI」というロジックからこのタイトルがつけられたように感じます。 はい。そうですみんな大好きAIの話です。

同名のアップルシードの映画ではなく2015年公開のアレックスガーランド監督の作品です。

あらすじ

検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、
巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。
しかし、人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは、美しい女性型ロボット“エヴァ”に搭載された世界初
の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという、興味深くも不可思議な実験だった・・・。

from 公式サイトから

美しい女性型ロボット“エヴァ”

特に美しいって感じなかったんだよな。見た目が禿ているためあんまりかわいく見えなかった。それに比べて キョウコ演じるソノヤミズノは初見からハッとするぐらい美しかった。あんまりに知らなかったけど日系イギリス人らしいです。 わざわざエンドロール確認して調べてしまった。

あーでも髪の毛がなかったらやっぱり美人に見えないのかなー。髪の毛重要だなー。

どんな雰囲気の話?

AIやらブルーブックと呼ばれる世界一の検索エンジンの会社がでてくるのでさぞSFチックな話なんだろうなぁと思って身構えてました。 けど全体を見ると全く受ける印象は違いどちらかというと「耽美」・「退廃」というワードがしっくりくる演出が非常に良かったです。

メインの登場人物は4人主人公(ケイレブ)・AI(エヴァ)・世話がかかりの女性(キョウコ)・AIの開発者(ブルーバック社長)(ネイサン)、舞台が隔離された研究施設なのもあり登場人物は最初にちょこっと出てくる同僚とヘリの運転手位しか出てきませんでした。しかもそのうち一人は言葉(英語)がわからないため一言も話しません。

「いつかAIは人間を原始人のようにみなすだろう」by ネイサン

この言葉があらわすようにこの映画では決してこの技術により人類はより発展していくだろうという話はされず、むしろこの進歩は人類が淘汰されていく過程であり、これは避けることができない人類の滅亡への一歩だと語っているように感じました。

「私は世界を滅ぼす死神となった」 by ケイレブ

これらのセリフに代表するように全体的に暗く、陰鬱とした雰囲気で物語が進んでいきます。

また外界の自然をシーンとして取り入れる場面が多く、最先端の研究所と雄大な自然の対比がただ自然ってきれいだなーとだけ思わせない圧を感じさせられました。

話としては非常に王道

チューリングテストっていうのは確か判定者に会話相手が人かAIかを伝えずに質問/会話をさせて判定者が相手をAIか区別できなかったら合格みたいなテストだったと思います。

ここからケイレブとエヴァの会話が始まるわけですが 結局これもAIは人の心を持っているかみたいな主題に落ちついているような印象を受けました。

AIは人間を愛し、人間はAIを愛すみたいな。

そういった意味でこてこてのSFが好きな人もお勧めできる映画になっていると思います。

突っ込みどころ

  • 流石Google!おれたちにできない事(ry
  • AIの皮膚もろくないですか?
  • コードはpythonっぽかった。素数をごにょごにょしてたけど一体何やってたんだろうね。

ちなみに2014年にこのチューリングテストをクリアしたchatbotが出て話題になりましたが現在アクセスはできないようです。

wired.jp